膝痛

 当院の肩こり・五十肩・腰痛・膝痛などに対する治療は、東洋医学的な考えに加え、血流をよくすることでコリや硬くなった筋肉をほぐすこと、痛みをとることを目的にはりきゅう治療を行います。 また、コリや痛みがある部分をかばうことによって、他の部分に負担がかかりやすくなりますので、全身的に身体の負担を軽減するような治療を行います。さらに、治療の効果がより上がるように、自宅で実行していただけるような簡単なストレッチやトレーニングなどの指導も行っています。




膝痛
 膝関節も肩関節と同様に、比較的自由に動かすことの出来る反面、不安定で筋肉や腱、靭帯などに負担がかかりやすい構造をしています。さらに、身体のほとんどの体重が膝関節にかかるため特徴的に負担がかかりやすいのです。
 特に高齢者の女性に多く見られる膝痛のほとんどは、加齢やO脚(がに股)などに関連する筋力低下、肥満による体重負担増大が原因となります。その結果、関節と関節の間が狭くなることで軟骨がすり減ったり傷ついたりして関節に炎症が起こり、水がたまったり、痛みが生じたりします。
 これを、「変形性膝関節症」といい、最初は歩き始め、椅子から立ち上がる時、長時間の歩行によって膝が痛みます。さらに、関節に水がたまったり、膝を動かすとボキッと鳴って痛んだり、膝が伸びきらなくなったりしてきます。
 これを放置しておくと、筋力がどんどん弱くなることで歩きにくくなったり、痛みが強くなったりしますので、早めの対処をお勧めします。