腰痛
腰痛は、わが国においても70%以上の人が一度は経験したことがあるといわれるほど多い疾患です。
直立で二足歩行する人間にとって、上半身を支える腰は負担がかかりやすい特長があります。さらに、加齢、不良姿勢、肥満、重たい荷物を持ったり、しりもちをついたりすることが原因となり、腰の筋肉へ強い負担がかかったり、腰の骨や椎間板が変形することで腰痛が起こります。
また、胃・十二指腸潰瘍、胆石、膵炎、尿路結石、子宮内膜症、子宮筋腫、糖尿病、腹部大動脈瘤など様々な病気が原因で起こることもありますので、注意が必要となります。
【代表的な腰痛の原因】
急性腰痛(ぎっくり腰) |
2.腰椎椎間関節捻挫
3.筋・筋膜性腰痛
4.その他(骨折、ケガなど)
慢性腰痛 |
2.変形性腰椎症(腰椎椎間関節症、変性腰部脊柱管狭窄症など)
3.腰椎すべり症・腰椎分離すべり症
4.筋・筋膜性腰痛
5.姿勢性腰椎
6.骨粗しょう症
7.他の整形外科疾患(脊柱腫瘍、慢性関節リウマチ、仙腸関節、股関節疾患など)
8.その他、(消化器疾患、泌尿器疾患、婦人科疾患など)