子供の代表的な症状として、怒りっぽく癇癪(かんしゃく)を起こしやすい「疳虫(かんむし)」があります。さらに、「夜鳴き」「夜驚」「不眠」「不機嫌」「奇声」「食欲不振」「チック」などの症状があげられます。これらは、成長過程における自律神経のアンバランスにより生じる、一種の小児神経症と考えられています。
成長過程では、どのお子さんにも起こりうる症状ではありますが、パパやママにとっては心配でもあり、育児がより大変にもなります。また、それによるパパやママのイライラが、お子さんに伝わることで悪循環に陥ることもあります。
【主な小児はりの適応症】 疳虫・夜鳴き・夜驚・不眠・不機嫌・奇声・食欲不振・チック・夜尿症・小児喘息・アトピー性皮膚炎・風邪・鼻炎・便秘・下痢・消化不良・仮性近視・虚弱体質改善など |
治療のパターンとして、症状のきついお子さんには、最初の3~4日間連続して治療させていただき、症状の緩和がみられたら週2回から1回へ徐々に回数を減らしていく方法を取らせていただくことが効果的であると考えています。
また、そうでない場合においても、月に1~2回程度の治療を定期的に行われることも、お子さんの健康維持・増進にお勧めしています。